超訳!福音の原則

初期のイエス・キリストの教会

イエス・キリストはこの世に来られた時に、教会を設立されました。その教会は「イエス・キリストの教会」と呼ばれ、会員は聖徒(せいと)と呼ばれました。イエス・キリストはアメリカ大陸でも教会を設立されました。

温かいある日の正午。
マナくんたち、皆で勉強中です。

ハンナ
ハンナ
イエス様が生きてたときの教会って、どんな感じだったのかしら?
アララト
アララト
おお。ハンナちゃん。素晴らしい質問ですね。
皆さん、どう思いますか?
エド
エド
確か…すんげーたくさん奇跡があったぞ!
アンナ
アンナ
バプテスマいーーーっぱい!ざばーーーん!!
マナ
マナ
(聖餐のパンはどんなお味だったのかなぁ…)
ハンナ
ハンナ
きっと神権はあったわよね?
アララト
アララト
皆さん、非常に良いguess(推測)ですよ。
…コホン。さて、今から一緒に学びましょう!

初期の教会はどんな感じだったの?

神様は初期のイエスキリストの教会に、イエス・キリストを通じて、人々の救いの為に必要な6つのものを準備してくださいました。

啓示 イエスは地上に居た頃、神様から啓示を受けて、その教えを人々に伝えていました。1
神権 イエスは、福音の原則を教えて救いに必要な儀式を行う為の神の権能である神権を、神様から受け、十二使徒に授けました。更に十二使徒は神権を人々に教会の中での役割に応じて授けました。
教会の組織 イエスは十二使徒を土台に、教会の組織を立ち上げました。2
福音の第一の原則と儀式 使徒は教会の中で福音の第一の原則と儀式と呼ばれる、「主イエス・キリストを信じる信仰」と「悔い改め」という福音の基本原則を教え、「バプテスマ」と「聖霊の賜物を授けるための按手」という2つの儀式を行いました。
死者のための儀式 イエスは十字架にかかって亡くなられてから復活されるまでの間、霊界で死者の霊を教え導き、教会は死者のための儀式を行いました。
御霊の賜物 初期の教会では全てのふさわしい教会員は御霊の賜物を受けることが出来ました。第22章で詳しく取り上げますが、御霊の賜物によって、教会員は会員各自の必要や能力、役割に応じて神様から祝福を受けることが出来ました。

アメリカ大陸にもイエスキリストの教会が?

イエス・キリストは復活された後に、アメリカ大陸を訪れて、イエス・キリストの教会を組織しました。その後もしばしば教会を訪れて、人々に教えを授けました。アメリカで組織された教会はモルモン書の記録によると、その後200年以上義にかなった生活を続け、神様が作られた民の中で最も幸福な生活を過ごしました。3

神様は、世界中の人々を教え導くために、あらゆる場所にイエス・キリストを遣わされたんですね!

まんぷくカモメ

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脚注

  1. 『新約聖書』ヘブル人への手紙1章1-2節
  2. 『新約聖書』エペソ人への手紙2章20節
  3. 『モルモン書』第4ニーファイ1章16節