救いの計画の中で、わたしたちの罪の代価を支払い,天の御父のみもとに帰る方法を教えてくださる救い主が必要でした。御父は,「わたしはだれを遣わそうか」と言われました。1
エホバと呼ばれていたイエス・キリストは,「わたしがここにいます。わたしをお遣わしください」と言われました。2
今日はとっても天気の良い日。
マナくん、お勉強が終わって、ひなたぼっこの真っ最中。
ぼくの大好きなパンがない…
お手本がない…
まちがえてもやり直しできない…
神さまともう会えない…
ほっとしたらねむくなってきちゃった…
むにゃむにゃ…
なぜ救い主が必要なの?
全ての人を救う計画は、前世で作られました。それは、私たちは少しの間、
天の家庭を離れて、現世の経験を通して成長し、御父が与えられた「選択の自由」を行使して、従順に戒めを守り、御父のもとに帰るという計画です。
ところが、天を離れた時、私たちは罪を犯し、道を見失ってしまいます。御父の元に帰れる条件は、これらの罪の代価を支払うことです。
でも、この罪はあまりにも重すぎて、私たち自分自身の力で決して負うことができません。なので、私たちを愛しておられる御父は、この大きな代価を代わりに支払って下さる救い主を遣わされました。
なぜイエス・キリストが選ばれたの?
前世で、御父が救い主を選ぼうとされた時、二人のボランティアが出てきました。
イエス・キリストと、ルシフェルと呼ばれていたサタンです。
イエス・キリストはこう言われました。「父よ、あなたの御心が行われ、栄光はとこしえにあなたのものでありますように。」3
サタンはこう言われました。「…わたしは全人類をあがなって,一人も失われないようにしましょう。必ずわたしはそうします…」4サタンは自分の考えにわたしたちを強制的に従わせようとしました。
サタンの計画では、わたしたちに選択は許されません。サタンは、御父がすでに与えてくださった選ぶ自由を取り去ろうとしました。サタンの提案に従っていたら、地上に来るわたしたちの目的はくじかれていたでしょう。
天上の戦いとは?
御父がイエス・キリストを救い主として選ばれた時、サタンは怒って謀反を起こしました。天に住む3分の2の霊がイエス・キリストに従って、サタンの勢力と戦って勝ちました。それで、サタンに従った3分の1の霊は、罰を受けて、追い払われて、肉体を受ける権利も失いました。5
私たちは現世において肉体を持っていることから、前世でイエス・キリストに従ったことが分かります。
しかし、現世でも、天での戦いのような状態が続いています。サタンと彼の勢力はあらゆる誘惑の形をもって私たちを罪の中に落とそうとしています。
救い主の教えに従いましょう
イエス・キリストは私たちが御父のもとに帰るため、ご自分の教会を設立して、言葉と行いにより救いの計画を明らかにされました。そして、私たちの罪のために、犠牲になりました。現世において、私たちは選択の自由を行使して、昇栄にふさわしい人となるため、自分の役割を果たしましょう。そうすると、再び天に昇って、御父のもとで、とこしえに幸せな状態で生活することができます。
シープベル
✧その他祈りに関する聖句、お話✧
・『新約聖書』ヨハネの黙示12章7-9節,11節(救い主に従う者たちは,天での戦いで,小羊の血と彼らの証の言葉とによってサタンに打ち勝った)
・『旧約聖書』イザヤ書14章12-15節(ルシフェルが追放された理由)