バプテスマ(洗礼)の意味を少しでも理解する事ができれば、神さまである天のお父さまが、どれほどわたし達を愛してくださっているのかを知ることができます。
そして、憂うつになりがちな雨の日を少し幸せな気持ちで過ごせますように。
虹が好きです
春の芽吹きを感じる日々が過ぎ、少しずつ梅雨の足音が聞こえてくるようになりました。曇りや雨の日が続くと、なんとなく気持ちが沈む、やる気が出ない、という方も多いのではないでしょうか。
そんな雨の日におすすめしたい、教会の音楽をご紹介したいと思います。
「虹が好きです(英語タイトル:When I am Baptized)」
虹が好きです
雨上がりの新しい世界を見てるよう
この世界のように聖くなり
いつか主のみもと
帰りたい
罪洗い去るバプテスマは
新しい日々のはじまりです
この世界のように聖くなり
いつか主のみもと
帰りたい1
末日聖徒イエス・キリスト教会には、他のキリスト教会と同じように、多くの美しい音楽があります。「プライマリー」と呼ばれる12歳までの子どもの日曜学校クラス向けには、『子供の歌集』という本があります。
その中の1曲である「虹が好きです」は、わたし達がバプテスマ(洗礼)を受ける様子と雨の降る世界の様子を照らし合わせ、神さまである天のお父さまの愛を思い出させてくれます。
罪を洗い聖めるためのバプテスマ
イエスさまは、わたし達が本当の喜びを得て幸せになれるように、沢山の教えを与えてくださいます。
その中の最も大切な教えの一つが、バプテスマです。
「……地の果てに至るすべての者よ、悔い改めて、わたしのもとに来て、わたしの名によってバプテスマを受けなさい。そうすれば、あなたがたは聖霊を受けて聖められ、終わりの日にわたしの前に染みのない状態で立てるであろう。」2
わたし達は皆、生きていく中で小さな過ちや失敗により罪を犯してしまいます。
それでも、水に沈められるバプテスマを受ける事によって、その罪を洗い聖めることができるのです。
罪のある状態では、残念ながら天のお父さまのみもと(天国)にいく事ができませんが3、天のお父さまは、わたし達がご自分のみもとに戻ってくることを心から願い、そのために沢山の教えや助けを用意してくださっています。
その一つがバプテスマです。
天のお父さまは、わたし達一人一人を心から愛してくださっているので、イエスさまを通して人々にバプテスマを教え、わたし達が望めば、その祝福にあずかる事ができるようにしてくださったのです。
雨が降る様子は、まるで世界がバプテスマにより洗い聖められているようですね。
雨のあと、空にかかる虹が私たちの心を喜ばせてくれるように、バプテスマの後には、私たちの心に天のお父さまの愛がいっぱいに広がります。
それは、この世で感じられる喜びとは少し違う、永続する本当の幸福なのです。
めんどりママ