のぞき見!モルモンLIFE

子どもは、親の背中を見る

朝日が昇るのが、早くなってきましたね。

人は、月日を重ね、年を取るごとに夜床につくのも朝起きるのも早くなっていくように感じています。

わたしの今回の記事の主役は、父です。

わたしの父親は、夜床に就くのも朝起きるのも早いです。

大好きな父親について書いてみました。

よろしければ3分程度お付き合いください。

父の人柄

わたしの父は、まれにみるほどの穏やかな性格で、とても忍耐強いです。

わたしは、人生で一度も父に怒られたことがありません。それは、わたしの兄弟たちも同じです。

とても忍耐が必要で、子どもを信じていなければできないことだと、わたしは思います。

父の祖父と祖母への愛

ある年に祖父が病に倒れました。

父の実家は、自宅から車で20分の所にあります。祖父を介護するために父は、毎日3年間も父の実家に仕事が終わってから通い続けました。

そして、祖父の容体が悪くなってからは、実家に寝泊まりし、介護をしながら会社へと出社していました。

祖父の次は、祖母です。父は、祖母に対しても同じように接しました。

2年間介護したのです。同じように実家に寝泊まりし、会社へと出社する日々でした。

そんな父を間近で見ていると、本当に介護の疲労、会社のストレスなどで辛そうでした。

しかし、それでも父は、介護を続けました。祖父と祖母を心から愛していたからです。

父、自分が入院する

父は、疲労とストレスにより、定年迎えてから2年後に病気になりました。

脳梗塞です。片手と片足にマヒが起こり、言葉もなかなか発することが難しい状態でした。

父は、努力家で強い意志を持つ人です。リハビリ病院に入院してからは、リハビリのメニュー以外にも自主的にもリハビリをしていました。そんな努力する父を見て、わたしは、父を誇りに感じました。

決して逆境に遭遇してもへこたれず、努力で跳ね返そうと進むからです。

いまでは、片腕のマヒは感じられず、父の発する言葉も聞き取れます。足は少しマヒが残りましたが。

父は末日聖徒イエス・キリスト教会の会員ではない

わたしの父は、末日聖徒イエス・キリスト教会の会員では、ありません。それでも本当に優しくて忍耐強いです。

わたしは、よい両親から生まれ、育てられました。1

ここでは、父親について書きましたが、わたしの母親も偉大であり素晴らしい人です。

わたしは、まれにみる穏やかな性格と強い忍耐力を持つ父の背中を見て、両親を大切にすることを学びました。

また、逆境にあっても前を向き、思い通りにいかなくても努力し進む、ひたむきな強さをみました。

それは、わたしの脳裏に強く焼き付いています。まさに、親の背中が教えてくれた模範です。

しゅろロバ

脚注

  1. 『モルモン書』ニーファイ第一書 第1章1節