クリスマスの由来
もうすぐクリスマスですね。
日本でも、毎年の大きなイベントの一つとして定着しているクリスマスですが、その由来をご存知ですか?
Christmasは、Christ(キリスト)+mas(礼拝)の2つの言葉が合体していて、イエス・キリストの生誕をお祝いする日なんです。
今回は、忙しい現代人のために、教養として知っておくと役立つキリストの生誕物語を、2分でご紹介します!
キリストの生誕
ガリラヤのナザレというところに、マリヤという娘がいた。
マリヤはヨセフと婚約していたが、聖霊によってお腹の中に赤ん坊を授かった。
ある時、天使がヨセフの夢に現われて言った、
「ヨセフよ、心配しないでマリヤを妻として迎えるがよい。その胎内に宿っているものは聖霊によるのである。
彼女は男の子を産むであろう。その名をイエスと名づけなさい。彼は、おのれの民をそのもろもろの罪から救う者となるからである」。
ヨセフは天使が命じたとおりに、マリヤを妻に迎えた。
そのころ、全世界の人口調査をせよとの勅令が、皇帝から出た。
人々はみな登録をするために、それぞれ自分の町へ帰ったので、ヨセフもマリヤと共に、ユダヤのベツレヘムへ行った。
彼らがベツレヘムに滞在している間に、マリヤは初子を産み、飼葉おけの中に寝かせた。客間には彼らのいる余地がなかったからである。
そして、その子をイエスと名づけた。
さて、この地方で羊飼いたちが夜、野宿しながら羊の群れの番をしていると、主の御使いが現れ、主の栄光が彼らをめぐり照らして言った、
「見よ、すべての民に与えられる大きな喜びを、あなたがたに伝える。
きょう、あなたがたのために救主がお生まれになった。
あなたがたは、幼な子が布にくるまって飼葉おけの中に寝かしてあるのを見るであろう。」。
するとたちまち、おびただしい天の軍勢が現れ、御使いと一緒になって神をさんびした。
羊飼いたちは急いで行って、幼な子を捜しあて、見聞きしたことが自分たちに語られたとおりであったので、さんびしながら帰って行った。
また、ある時、東からきた博士たちがエルサレムのヘロデ王のもとに来て言った、
「ユダヤ人の王としてお生まれになったかたは、どこにおられますか。わたしたちは東の方でその星を見たので、そのかたを拝みにきました」。
ヘロデ王は、このことを聞いて不安を感じたので、キリストはどこに生まれるのかと、学者たちに問いただしたところ、ユダヤのベツレヘムだとわかった。
そこで、ヘロデは博士たちをベツレヘムにつかわして、その幼な子のことを詳しく調べて見つかったら知らせるよう頼んだ。
彼らは王の言うことを聞いて出かけると、見よ、彼らが東方で見た星が、彼らより先に進んで、幼な子のいる所まで行き、その上にとどまった。
そして、母マリヤのそばにいる幼な子に会い、ひれ伏して拝み、また、宝の箱をあけて、贈り物をささげた。
そして、夢でヘロデのところに帰るなとのみ告げを受けたので、他の道をとおって自分の国へ帰って行った。
彼らが帰って行ったのち、主の使いが夢でヨセフに現れ、ヘロデが幼な子を捜し出して、殺そうとしているのでエジプトに逃げるよう伝えたため、ヨセフはそれに従った。
さて、ヘロデは博士たちにだまされたと知り、非常に立腹して、ベツレヘム周辺にいる二歳以下の男の子を、ことごとく殺させた。
ヘロデが死んだのち、主の使いがヨセフに夢でそれを告げたので、幼な子とその母とを連れてイスラエルの地に帰った。12
生誕をお祝いしましょう!
いかがでしたか?
なんだか童話みたいな不思議な話でしたが、これはちゃんと聖書にも書かれている実話なんです。
この記事を読まれているあなたも、教会に足を運んで、本来のクリスマスのお祝いに参加してみませんか?
下記リンクから宣教師に連絡すると、お住まいの場所に近い教会の集会を教えてもらうことができます。3
ごきげんラクダ