6月には、梅雨やジューンブライドと並んで父の日があります!
今年の父の日は6月20日だそうです。皆さんは父の日の由来をご存知ですか?お父さんのことを考えるとき、どんな感情になるでしょうか?
父の日の由来は、感謝の気持ち
父の日は、アメリカ人の Sonora Smart Doddという女性が、男手1つで子供たちを育ててくれた自分の父親(写真の人物とは異なります)を讃える気持ちから始まったそうです。1
わたし自身の父親について考えると、一緒に遊んでくれたり、部活の練習を朝5時から付き合ってくれたこと、大学の時までの学費や、ボランティアをしていたときのお金を持ってくれたこと、日頃から示してくれた優しさや、人生のアドバイスなどが思い出されました。今でも離れて住んでいる父に電話をかけ、税金関係の書類の書き方などをよく助けてもらっています。
父への感謝はつきません。
悲しい大発見
末日聖徒イエス・キリスト教会の会員は、自分の家族歴史を記録したり、亡くなった先祖のためにも洗礼(バプテスマ)をしたりと、先祖供養や、家族関係を大切にしています。
そんな中で、わたしが家族にまつわる長年の疑問の答えを大発見した経験をお話します。
その疑問とは「自分が年をとったら、どんな顔になるのだろう?」でした。わたしは小さいときからずっと母に「お父さんに似ている」と言われてきました。わたしは父のことを尊敬しつつも、鏡を見るたびに「いや、似ていないだろ」と思っていました。父本人にも似ているか聞いてみたのですが、「似ていないよな」と言っていました(そして、「やっぱりそうだよな」と納得)。
「自分は将来、どんなダンディーな感じになるのだろうか。かっこいい年の取り方をしたいな。」と未来の自分に期待と希望をもっていました。。。
そんなある日のこと。祖母の家に、父が中学生の時の成績表があるというので、見ていると、なんと20代と思われるときの父の写真が出てきました。まじまじと見てみると、そこに写っていたのはわたしと同じ顔をした青年でした(瓜二つ)。
もう、終わりが見えたといいますか、「わたしは年をとったらお父さんと同じ顔になるのか、、、」と、強制的に納得させられ、もう、、、、未来への希望はなくなりました(笑)。
大発見から学んだこと
こんな書き方をすると、「あなたのお父さんはそんなにかっこ悪いのか」と思われるかもしれませんが、私の父はとても優しく、かっこいい、「自分も親になったらこうなりたい!!」と思わせてくれる理想の父親です。
先述の事件(?)について考えていると、次のことを思い出しました。わたしたちは天のお父様である神様と、神様の独り子であるイエス・キリストに似せて作られている、神の息子・娘であるということです。2わたしたちは、イエス・キリストの教えに従って成長し、過ちを悔い改めていくことで、彼の贖罪(しょくざい)により、よりよい人、神様とキリストに似た人になれるということを知っています。3
この経験を振り返ることを通して、自分の父親に感謝しつつ、天の父であり、私たちが地上で生きていけるように、すべてのことを備えて下さった天のお父様にも感謝の気持ちをもったのでした。
今度の父の日には、父にしっかり感謝を伝え、プレゼントをしようと思います。
さすらいのビーハイブ