神様はわたしたち一人ひとりを子どもとして愛情深く天から見守ってくださっている、すべての人の魂の“お父様”なのです。
気持ちの良い晴れた休日の午後、マナくんたちは川に遊びにきました。
神様ってどんな方なの?
ツキノさんが言っていた“神様”とは一体どのようなお方なのでしょうか?神様は人の形の体をしています1が、不完全な私たちの体とは異なり完全な肉体をお持ちです。お腹が空いたり、怪我や病気をすることはありません。
神様には過去、現在、そして未来までもが見えています。だからこそわたしたちをより安全で幸福な道へと導けるのです。他にもマナくんがツキノさんの時計を壊してしまった時にどれほど悲しくて不安を感じていたかなど、1人ひとりのこころの内までも、全てのことをご存知なのです。2
そして御心のままになんでもおできになる万能なお方3ですが、そんな遠い雲の上の存在のようで実のところ、神様はわたしたち一人ひとりを子どもとして愛情深く天から見守ってくださっている、すべての人の魂の“お父様”なのです。4
神様はイエス・キリストのこと?
わたしたちは天のお父様である神様と、イエス・キリスト、体を持たない霊の存在である聖霊とはそれぞれ別の存在であるとお伝えしています。天のお父様とイエス様、聖霊は志を同じくして、協力して働いていらっしゃるのです。5
どうして神様がいるってわかるの?
外を散歩していると心地よい風を感じます。風は目に見えないけれど風なんて存在しないと、信じない人はいません。風が通るのを頬に直接感じたり、草木が揺れ動いて風の影響力を日常的に目の当たりにしているからです。
神様も同じなのです。神様がいるのかどうかを知りたいと求めた時には、彼の返事を心ではっきり感じることができます。確かに天のお父様としての愛情を感じることができるのです。6 マナくんやエドくんが祈りを通して特別な経験をする日を心待ちにしています♪
カナンのわんこ
脚注
- 『教義と聖約』130章22節
- 『モルモン書』ニーファイ第2章 9章20節,『モルモン書』アルマ書 18章32節
- 『モルモン書』アルマ書 7章8節
- 『新約聖書』エペソ人への手紙 4章6節,『新約聖書』ヘブル人への手紙 12章10節
- 『モルモン書』第3ニーファイ 11章27、36節
- 『教義と聖約』6章15〜17、22〜24節