イエス様の地球での使命によって全人類が救われるため、生まれる何千年も前から多くの預言者がその降誕を預言してきました。イエス様の生涯を学べばどうして彼の模範に従う必要があるのかが分かります。
アンナちゃんがイエス様のことをもっとよく知れるように、今日はイエス様の生涯について話しましょう。
イエス・キリストの降誕
救い主の降誕と生涯の物語は新約聖書に記されています。主の使いが来てマリヤに神の子の母親としての役目が与えられること、婚約者のヨセフにはそのことを受け入れるようにと告げられました。イエス様の降誕を待ち望む人々にも天使の訪れとしるしが与えられました。1
YouTubeに降誕の動画があります。
こちらからチェックしてみてください。
イエス様は何をされたの?
神様の教えに忠実に従った
神の子としての使命を幼い時から理解していたイエス様は神様から求められている事に全て従いました。その1つに、罪がない状態でバプテスマ2を受けられました。それは神様の元に戻るために私たちに必要不可欠な儀式であることを模範によって示されるためでした。
人を癒し、助け、愛された
イエス様は生涯を通して人々に仕えられました。病人を癒し、飢えている人、孤独な人を気にかけ助けられました。自分を迫害する人々にも愛を示されました。
唯一の正しい教会を組織した
世界中の人たちが自分の教えを知り学べるように、12人の使徒をはじめとした指導者を選ばれ、イエス様と同じ業を行う権能をお授けになられました。
どうして十字架にかかって亡くなったの?
イエス様が十字架にかけられて亡くなったのは有名な話ですが、何故その必要があったのでしょうか。それは死を経験し復活することで私たちが死んだ後も生きるためです。
イエス様が苦しまれたのは十字架上だけではありません。血の汗を流しながら、ありとあらゆる種類の苦しみをその身に受け耐えられました。それは私たちが人生で多くの苦しみを受ける時にどのように救うか知るためです。3
つまり私達が死や罪による苦しみを克服し、また大切な人達と共に神様の元に戻ることを可能にしてくださったのです。イエス様がその道を作ってくださいました。そして自分に従うことによって永遠に続く幸せがあることを示してくれたのです。
「人がその友のために自分の命を捨てること、これよりも大きな愛はない。」4
カラスのお花屋さん
脚注
- 『新約聖書』マタイによる福音書 1章18~25節 『新約聖書』ルカによる福音書 1章26~38節 『新約聖書』ルカによる福音書 2章8~20節
- 洗礼の意味 (ひつじ王国「バプテスマ」)
- 『モルモン書』 アルマ7章11~13節
- 『新約聖書』ヨハネによる福音書 15章13節